浜辺の茶屋|さちばるやーどぅい

HOME お知らせ メニュー ロケーション 「こんな場所にカフェを建てても人は来ないよ」と 多くの人に言われた。それでも、諦めることなく、 石を積み続けた。 「喫茶店という空間が好きだったの。あの場の雰囲気が…。随分前ですけれど、お餅を作っていたことがあったんです。自分にできることを仕事にできたらいいな、と3年くらい続けたかしら。重労働でしたよ。お米を水で洗って、水引きして、こねて、炊いて。断らなくちゃいけないくらい注文がきたの。配達も終わってひと息ついてると、がんばった自分を癒してあげたいって思うじゃない。それで通ってたのが喫茶店だったの。 その店のオーナーは私に話しかけてこないのね。無視してるんじゃなくて私のことを大切にしてくれてる感じがあった。目が合ったらすぐ笑顔で挨拶してくれて。本を読んでいると邪魔にならないようにそーっとコーヒーを置いてくれるの。そういうさりげないもてなしが嬉しかった。それで、自分でも小さな喫茶店を始めたの。そのうち、夫婦で『玉城のんびり村構想』っていうのを思い描くようになったわけ。カフェがあって、乗馬施設や宿泊できる場所もあって、ライブやマーケットを開けるようなイベントスペースがあるようなところね。その構想の第一歩がいまの浜辺の茶屋ってわけ」

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