喉頭癌治療~からのぉ~Tsurezure diary

喉頭癌の治療記録がメインですが、その他モロモロ書いてます(^o^)

珍しくまじめに・・・

帰国1日目の朝はやっぱり「あっ、やばい!飛行機乗れない!寝坊した!!」とびっくりして早起きしてしまったBlackです。


そうだ、違うんだ。。。もぉ飛行機は乗らないんだ、、、???ん??でもここはどこだ?と2度びっくりするという爽やかな朝を迎えました。


ところで、今回のフィリピン渡航では、今まで考えたことなかったこと考えたり今まで感じたことがない気持ちを感じたりしました。


フィリピンは発展途上国と言われているそうです。
そもそも発展途上国の定義も分からないし、どの国が発展途上国と言われているのかもわからなかったのでさっそくGoogle先生に聞いてみると~~


■発展途上国一覧


世界にある196ヵ国のうち146ヵ国が発展途上国と言われているそうです。
そんなに!って思いましたよ。。。ほとんどじゃん。。。( ゚Д゚)


フィジー、マレーシア、インドネシア、タイなど上記の一覧に含まれているいくつかの国には訪問したことありますが、その時はそんなに深刻に考えなかったのです。
確かに、一見、金銭的に貧しそうに見える人たちがたくさん住んでいる地域も度々目にすることはありましたが、そんなに不幸には見えなかったというか・・・


言葉で言うと難しいんですが・・・金銭的に裕福じゃなくても、そこに住んでいる人たちのエネルギーを感じるというか、活気を感じるというか。


フィリピンも全部回ったわけじゃなくて、セブ島とマクタン島の一部しか知らないので偉そうなことは言えないですが、それでもダウンタウンにいたたくさんのストリートチルドレンとかリアルに何日もご飯食べて無さそうなホームレスとかが集まっているところを歩いていると、募金とかボランティアとかで解決する問題じゃないっていうことが肌で感じられました。


何もしないより何かした方が良いのでしょうが何から手を付けて良いのか呆然とするという感じ。。。個人レベルとか一団体レベルではどうしようもない、途方に暮れる感じっていうんでしょうかね~無力感を感じました。


数年前に大統領が変わり、麻薬撲滅戦闘という名のもとに約6,000人の売人や薬物使用者が殺されたそうで、これは事実だそうですが、この判断も苦渋の決断だったんだったんだろうなと思います。


人道的にどうのこうのという意見は国内外から出ていたそうですが、じゃぁ何かほかに代替え案があるのあ?となると多分ないでしょう。


地元の人の話を聞くと、いまでも殺人も多いし治安も悪いけど、以前に比べるとはるかに状況はよくなっていると。


警官の汚職も改善されたそう。
空港で旅行客の荷物にピストルの弾を入れて「お前が持ってたんだろう!逮捕するぞ」と脅かして、見逃してやる代わりにお金払えみたいなことも本当に行われいたけれど、今はそれは無くなったそうです。


あと、以前は困ったことがあったり助けてほしいと思っても良い警官(助けてくれる警官)か悪い警官(売人などの悪い奴とつるんでる警官)かの区別がつかないので、警察に行くこともできなかったそうですが、これも改善したそうです。


ちょっとずつだけど確実に良い方向に向かっているというのは話を聞いて分かりましたが、今の状態が先進国並みになるにはどのくらいの時間が必要なのでしょう・・・・


語学学校の先生の中には2つ3つと仕事を掛け持ちしてる人もいるようですが、それでもやっと生活できるレベルみたいです。
一生懸命働いても働いても生活が苦しいという状況。


「自分も旅行というのをやってみたい」と一人の先生が言ってました。
平均月収が2万円~3万円のフィリピンでは、海外旅行なんて夢のまた夢なんだろうなぁ・・・



not fair

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